社会人になったばかりで、「もう仕事を続けるのがつらい」「会社を辞めたい」と思う人は少なくありません。
そんなときに選択肢のひとつとしてあるのが、退職代行サービスです。
今回は新卒が退職代行を利用することのメリットとデメリットを解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
退職代行とは
退職代行とは、あなたの代わりに会社へ退職の意思を伝えてくれるサービスのことです。
自分で上司に言いづらいときに、直接やり取りせずに退職を進められる仕組みです。
退職代行を利用して退職したとしても法律上、何も問題はありません。普通に退職したことと同じものとして扱われます。
退職することは、労働者の権利として扱われています。(民法627条より)
メリット
上司に退職を伝えるのって、すごく勇気がいりますよね。
代行を使えば、直接話さなくても退職できるので、精神的にかなり楽になります。
仕事がつらくて限界なとき、即日で退職を進めてくれるケースもあります。
無理して出社しなくてもいい場合もあるんです。
「辞めさせない」と引き止められたり、怒鳴られたりするような職場でも、
退職代行を通せば安全にやり取りできます。
デメリット(気を付けたいこと)
一方で、退職代行を利用するにあたってデメリットも存在します。
退職代行の利用には、だいたい2〜3万円ほどの費用が必要です。
特に入社したての1~3か月以内など、
貯蓄がなく経済的に厳しいときは、負担になるかもしれません。
直接話さずに辞めるので、「ちゃんと話してほしかった」と思う上司もいるかもしれません。
特に転職先が同じ業界で働き続ける場合は、印象に注意が必要です。
自分で「辞めます」と伝える経験は、社会人として大切なことでもあります。
その機会を逃すのは少しもったいないかもしれません。
退職代行は逃げではない
「退職代行を使うのは甘えだ」と言う人もいますが、
本当に心や体が限界なときは、無理せず助けを借りることが大切です。
新卒だからこそ、環境が合わなければ早めに行動して、
次のステップに進む方が前向きな選択になることもあります。
まとめ
今回解説したように、退職代行を使うことには、メリットもデメリットもあります。
大切なのは「どうして辞めたいのか」「自分はどんな働き方をしたいのか」を考えること。
もし心が限界なら、退職代行を使うことは「逃げ」ではなく、
自分を守るためのひとつの選択肢として考えてみてください。


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